昨日は異常に寒かったし、

ご飯つくるのもあれだったので、チキンと小松菜とトマトでタジン鍋でもしよう。
超簡単だしとか思ってたんだけど、
「あのホルモン屋さんで買った牛の顎肉のかたまりがあるんやけど、いる?」
と、お友だちに言われてしまい、
牛の顎だとか舌だとか頬だとかが好き、超好き、
下手したら、人の顎だとか舌だとか頬だとかよりも好き、超好き、
な僕としては、ふたつ返事で、
「うん。いる」
と言ってしまったわけだけれども、
「でも、ちょっとあれな部分もいっしょについてるけど、良い?」
と、聞かれ、ん?あれな部分ってなに?となったわけ。顎にそんなんあったっけ?
で、これがそのあれな部分。



きゃー。
いや、ほんとさ、ほんとこれ、ヤバいよね。
健康タオルのかわりに、これでゴシゴシ全身くまなく洗われるとかなったら、
たぶん僕は発狂する。世界十大拷問のひとつになりうる。それくらいヤバい。
どうやら、これ、顎の内側、つまり牛の口内らしいのね。牛の口んなかってこんなんなのね。
で、まあ、
「いちおう食べても大丈夫らしいよ。っていうか、むしろ食べてみて」
と言われていたので、すこしだけ焼いて食べてみたのだけれど、
うん。あんまりわるくはない。特別、わお。これ、なに?ってなるくらいおいしいわけではないんだけど、
ふつうにおいしい。なんていうか、もっと弾力に富んだ牛の喉仏みたいな食感で、
味としては、んー。カリカリに焼いた鴨の脂身みたいな感じ?
いや、ほんとになかなかいけたので、ボスとふたりで顔を見合わせ、
じゃあ、つぎはゆでてみようと、なったわけ。



ごめん。ちょっとこれは無理やった。
んだよ、これ。悪意のあるムートンじゃないか。