『ひとりで生きる』

ヴィターリー・カネフスキー特集上映もこれで最後。

「動くな、死ね、甦れ!」から2年、世界が待ち望んだ奇跡の続編が登場。
「動くな〜」から2年。ワレルカ(パーヴェル・ナザーロフ)は15歳となり、少年期に別れを告げようとしていた。しかし、大人たちの世界は悲劇的な様相を呈し、ワレルカにとって唯一、ガリーヤの妹ワーリャ(ディナーラ・ドルカーロワ)と一緒にいる時だけが心落ち着くのだった。そしてある事件をきっかけに学校を退学になったワレルカは、遂に一人で町を出ることを決意する。一方、町に残されたワーリャは、返事の来ないワレルカへの手紙を送り続け・・・。大人へと成長していく少年、少女たちの鮮烈な感情は悲痛なまでの抒情となり、見事にスクリーン上で花開く!


これはこれでおもしろかったけど、
主演ふたりの煌めきや、作品自体のインパクトは、
『動くな、死ね、甦れ!』のほうが格段に素晴らしい。