『テープ』

お昼から梅田で映画を。
この前僕に『暗い日曜日』をすすめてくれた友達と行ったんですけど、
ここで僕が、「ラストが中途半端きわまりない」とか、
「オチが途中でわかっちゃった」とか書いてたことに、
プリプリと憤然と怒っていました。
すいません。今日も書きます。あんまり怒らんといてください。
で、なにを観たかというと、『テープ』という映画を観たんですね。
イーサン・ホークが出てるということで。
その友達がイーサン・ホーク好きなんですよ。
僕はまあ、それに連れられていったわけですよ。おもしろそうだったし。
この映画、ずっとモーテルの部屋のなかでお話が展開するし、
音楽とか一切ないし、カメラも多分1台だけで、
出てくる人も3人だけ。
まあ、その3人はイーサン・ホークユマ・サーマンロバート・ショーン・レナード
と、かなり豪華なんですけど、それにしても超絶ロウバジェット映画です。
制作費は3人のギャラだけです。きっと。
密室劇なだけに、この3人の演技力に全てがかかってくるんですけど、
それはもう、文句なかったです。
映画としては、堤幸彦監督の『チャイニーズディナー』チックな感じですかね。
『チャイニーズディナー』も3人しか出てこないし、
場面設定はレストランの中だけだし。
ただ、『テープ』が 『チャイニーズディナー』とちがうところは、
演技力が格段に上。ということと、出てくる人みんなアホ。っていうところです。
僕はこの映画、すごく好きな種類の映画です。
最後まで飽きずに観れましたし。おもしろかった。
にもかかわらず、観客が僕らも入れて7人ってどういうことですか?
「ゆったりひろびろ」とか言ってる場合じゃないですよ?
ピンク映画のほうが観客多いて、どういうこと?
そら、封切りから2週間で打ち切りにもなるわ。っちゅう話です。
いや、それよりむしろ映画の半分くらいのあいだ、
友達が寝てたのはどういうことですか?
あなたが寝てたことによって、観客は実質6人になってしまったわけですよ?
そんなんでイーサン・ホークが喜ぶとでも?
そんなんやから、いや、これ以上書くとまた殺されそうです。