実録・牛の顔面煮のできるまで。



まず冷凍庫を漁り、牛の顔面肉、その他つかえそうなものを解凍します。
牛の顔面肉の解凍を待つあいだに心斎橋に行き、本屋さんに行ったり最近できたマムート・ショップを見に行ったりします。



心斎橋から帰ってきてお昼ご飯を食べて、すこしお昼寝をしてたら、牛の顔面肉その他の肉が溶けています。
今回は牛の顔面肉としてほほ肉とタン、その他の肉として骨つきカルビと小腸。



野菜はたまねぎ、セロリ、人参、トマト、にんにく。たまねぎ、セロリ、トマトは家になかったので、帰りにスーパーで買ってきました。
今日はボスも小ボスもいないので、キッチンで煙草もすいます。
室内で煙草をすうということがひさしぶりで、ものすごい背徳感。
でも、なんだか妙に興奮してしまい、いつもより多くすってしまいました。



牛脂を炒めて脂を出し、




牛の顔面肉の表面に焼き色をつけていきます。写真には撮っていませんが、骨つきカルビも炒めます。
これはべつにしなくても良い行程ですが、したほうがよりおいしくできます。



牛の顔面肉その他の肉を調理前から弱火にかけてアルコールを飛ばした赤ワインに放りこみます。
あるいは、肉でいっぱいの海に。
小腸はあんまり煮込むと溶けてなくなってしまうので、この時点ではいれません。
明日、食べる前にいれます。これ、明日の晩ご飯なわけですが、
牛の顔面肉その他の肉の焼けるにおいと、赤ワインの香りで発狂しそうになります。
こんだけやっておいて、今日食べられないなんて。



先ほど牛の顔面肉その他の肉を炒めた中華鍋は洗わずに、そのまま今日買ってきた生ハムの脂を炒めて脂を出します。
脂が出たら、にんにく、ローリエをを炒めます。



野菜を適当に切って、炒めます。
アホみたいに長時間煮込んで、どうせ野菜は溶けてしまうので、大きくても大丈夫。



ぜんぶ鍋に放りこみます。えぐ味が出るのでこの時点でローリエは抜きます。
すこしうすいかなというくらいに塩を入れ、あとは砂糖とはちみつをくわえて、気のすむまで煮込みます。
ハーブは僕の場合、食べるすこしまえにいれるので、それは明日です。