それはそれとして、

なにはともあれ、ビートルズですよ。今日家に届きました。

The Beatles In Mono

The Beatles In Mono


けっきょくいろいろと2時間半ほど悩んで、モノの輸入盤にしました。
理由としては、

  1. まず、デジタルは買おうと思えばこれからもバラ売りで買える。現にモノボックスにはいってない3枚はデジタルのやつ買いました。
  2. モノボックスは限定生産(おそらく大嘘だと思うけど)。
  3. 輸入盤のが当然だけど安い。
  4. 輸入盤にはブックレットとか解説とかついてないんだけど、僕はおそらく読まない。ついててもいままで読んだことない。
  5. いろいろと読んでて、モノのほうが良さそうっていうか、驚きが多そうだった。

っていうところですかね。
で、もう、バリバリと乱暴に包装をあけて、まず僕がビートルズのなかでっていうか、
全世界のアルバムのなかでいちばん好きな、
"Rubber Soul"から聴いてみた(好きなものはつねに個別的なものです)んだけど、
いや、これ、マジかよ。すげーよ、すげー。驚愕です。まさにセンス・オウ゛・ワンダー。
でも、音が格段に良くなったっていうより、これが本来のあるべきビートルズなんだろうね。
ある程度デカい音で聴いたらすごいちがいがわかるよ。
そして僕には聴くべきビートルズがあと12枚ほどのこっています。なんて幸せ。
これ書きおわったらお風呂入って、このリマスターの目玉らしい"SGT.PEPPER'S"聴くねん。


で、まあ、ここからは非常に残念な話なんだけど、
うちのボスは一般的な文化的素養がまったくもって欠落しており、
それは映画に関する短いインタヴューを試みたときにもあきらかになったわけだけれども、
まさかビートルズも?と一抹の不安を覚え、今回もボスにインタヴューを試みてみました。


「なあ、ビートルズめちゃめちゃ良いで」
「良かったやん」
「あ、"Blackbird "や。これ、知ってる?」
「知らん」
ビートルズの曲で知ってる曲は?」
「えぇ〜、あんまり知らんで。"Let It Be"やろ、あと"Yesterday"]
「えっ、そんだけ?」
「あっ、あとあれ。たらららら、ヘイッ。っていうやつ」
「"Ob-La-Di, Ob-La-Da"な」
「あ、あと"Imagine"」
「それビートルズちがうし」
「あっ。でも、これ、このいま流れてる曲知ってる」
「いや、これは、っていうか、マジ?」
「うん。これ知ってるぅ〜」
「そんなどや顔されてもやな。これ、いつ聴いたかおぼえてる?」
「いや、ぜんぜん」


というわけで、そのとき流れてたのは"While My Guitar Gently Weeps"で、
先週僕がつかった曲でもあります。
なあ、このときこの曲でええかな?って聞いたら、
わぁ、めっちゃ良いやん。それ素敵。とか言ってたのに。
いや、ほんとたまらんよね。ボスには、というか、僕にはいろいろと時間が必要。いろいろな意味で。