"30 miles"

というわけで、今日は夕方に"30 miles"という超ロウ・バジェット（低予算）映画を観ました。

30MILES [DVD]

彼らが出会ったのは全くの偶然だった
砂漠のど真ん中、
車が故障しヒッチハイクをしていた一人の白人
何台もの車が彼の目の前を過ぎ去り途方に暮れていた時、
一台の高級車が彼の目の前で止まった
運転するのは一人の黒人
この住む世界の違う二人の出会いが
思いもよらない悲劇を招くことになるのだった…

いや、ほんとね、登場人物はうえのあらすじに出てくるふたりだけ。
で、ほぼ全編自動車のなかでふたりがしゃべるシーンだけ。ね？超ロウ・バジェット。
でもこれ、たしかにアイデア１発勝負ではあるけれども、
ロウ・バジェット映画の命、ハットリくんにおいてのちくわともいうべき脚本は、
わりと良くできていると思います。
途中の、あれ？あれ？なんでやろ？っていう僕たちの疑問をちゃんと解決してくれますしね。
伏線というにはあまりに稚拙（アイデア１発勝負な映画だしね）だけれども、
ちゃんと落とすところをちゃんと落としたのはええんじゃないかと。うん。けっこうおもしろかったよ。