『黒いカクテル』 ジョナサン・キャロル
というわけで、昨日読みおわったのはこちら。
- 作者: ジョナサン・キャロル,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/07/11
- メディア: 文庫
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これ、ずいぶんとまえに読んだ『パニックの手 (創元推理文庫)』のつづきというか、
もともと1冊の短篇週だったのをあこぎにこの2冊にわけたというか、
まあ、そんな感じの短篇集なんですけど、いや、おもしろかったですよ。
あと3ヶ月で失明すると告げられた男が、なにも見えなくなってしまうまえに、
すべてを憶えていられるように5枚(10枚だっけ?)だけ写真を撮ることに決める、
「砂漠の車輪、ぶらんこの月」が好きかなー。
表題作の「黒いカクテル」の大風呂敷のひろげっぷりもけっこう好きですけどね。