『カポーティ』

そんなわけで、ゴールデン・ウィーク前半はカポーティ祭りですね。

この映画の見所は、やたらとデカいフィリップ・シーモア・ホフマンさんが、
やたらと小さいカポーティさんをいかに演じるかということで、
正直、そこらへんは気になっちゃうものの、けっこうおもしろかったですよ。
思いっきり自我が分裂してるカポーティさんを良く描けてたと思います。
演技の面でも脚本の面でもね。これを観たら、ぜひ『冷血 (新潮文庫)』も読もう。
いや、ほんとに『冷血』は素晴らしい、それこそエポック・メイキングな作品ですし、
これを読むと、この映画がさらに楽しめると思います。