『一角獣・多角獣』 シオドア・スタージョン

もうね、素晴らしいの一言。

一角獣・多角獣 (異色作家短篇集)

このまえ読んだ「空は船でいっぱい」がちょっとものたらなかったから読んだんだけど、
マジで予想以上だったですね。最高や、最高。
いくつかほかの本に入ってて読んだことあるものもあったものも、
既読のものですら素晴らしい。もちろん初読のものは言わずもがな。

で、これは「異色作家短編集」というシリーズ物の１冊で、
正直、このシリーズにはあんまり手を出したくなかったんですよね。
というのも、まあ、ベタな話ではあるけれど、
１冊読むとぜんぶそろえたくなるからで、
しかも１冊読んでそれがこんなにもおもしろかったときたら、ねえ？
とりあえず１巻目からぼちぼち買っていこうかな（『一角獣・多角獣』は第３巻）。
っていうか、この本読もうと開いて、ページが２段組みだった時点で、
ほかのもそろえようと早々決めてしまったわけなんですけどね。
本が２段組みだと無条件にうれしくなる貧乏な子。