ツイッターには書いたけど、
すこしまえから煙草を自分で巻いていて、
いわゆる手巻き煙草というものなんだけど、
僕には生まれつき両腕がなく、煙草ももちろん足で巻くので、
足巻き煙草界世界最速ということになる。ローラーつかうけどね。
や、もしかすると、アジスアベバだかグアダループだかには、
足巻きたばこがものっそい速い奴もいるかもしれないけれど、
いまのところ、そういう報告は受けていないので、
暫定ではあるけれど、僕が世界最速ということになると思う。
ちなみに僕は、足ウイイレ界世界最強でもある。
まあ、そんなことはどうでも良いとして、手巻き煙草。
すごい良いですよ。煙草代がすこし安くなるかなー。
くらいの気持ちではじめてみたのだけれど、
まず、煙草がおいしい。すごいおいしい。
それなのに、あんまりすいたいと思わない。おそらく満足感がすごいあるんだと思う。
しかしながら、それは、ただ単にキツいだけじゃないのか?
と、あなたは思うかもしれない。
うん。たしかにそうかもしれないけれど、
そういうのはけっこう巻きかたで調整できたりするものだし、
すい方によってもかわるということが最近わかってきて、
上手に巻いて、うまく味わえば、
僕がすってる煙草(アメリカン・スピリットの黄色)と、
キツさはそんなにかわらない。それでいて、おいしい。
そもそも、僕はもともとあんまり煙草をすうほうではなく、
だいたい1日に12、3本すうくらい(2週間で1カートン)なんだけれども、
いまはだいたい10本くらい。今日などはいま時点で5本くらいしかすっていない。
これはすごい。たしかに煙草を巻くのはすこし面倒ではあるし、
完成品を見ると、やっぱりすこし非合法な香りもする。
それでも、それでも、これは素晴らしい。おいしいし。
そういえば、アルベール・カミュの短篇にも、
毎日きっちり煙草を5本巻く靴屋が出てきたし、
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のジュード・ロウだって、
煙草を自分で巻いている。
そう。手巻き煙草はわりと僕の身近にあったのです。
で、これが手巻き煙草セット一式。
いままで何種類か試してみたところ、
写真に写ってるアメリカン・スピリットと、
ゴールデン・ヴァージニアがおいしい。
で、なんか煙草の袋からはみ出ている黒いのは、
手巻き煙草はどうやら乾燥すると辛くなり、
しかも、わりあいすぐに乾燥しちゃうので、
加湿のために、煙草の袋に放りこんでる、
お湯を沸かすときにつかってる竹炭。
これ、わりあい優秀です。5分くらい水に浸してから煙草の袋に入れます。