年末になると、

そこここで「良いお年を」と言われるんだけど、
それに対して僕は、ふつうに「良いお年を」ということができず、
いつも僕は「う、うん。また来年」などとごにょごにょ返すんだけど、
それは僕が「良いお年を」という言葉の意味が良くわからないということ。
そして、僕は意味のわからない言葉をつかうことを異常にきらうという、
非常に捻れた性格をしているということに起因しています。


それはそうと、僕は蕎麦が好きではなくって、
年越し蕎麦を忌み嫌っているわけで、
毎年だいたいがラーメンやうどんをいただくことにしているのですが、
うちのボスに聞くと、ボスも年越しラーメン推奨派というよりも、容認派ということが最近わかり、
じゃあ、今年はラーメンでということで、
その一環として、このまえチャーシューを1キロ半ほどつくったんだけど、
やれ、正月用の高級牛肉であるだとか、おせち用の鴨だとかが陳列されるなか、
100g25円の鶏の足を2キロほど買ってきて、
ラーメン用の鶏がらスープを今日はつくりました。



「なにこれ?ただのラーメン屋さんやん」
と、ボスに言われながら。
で、僕は最近、ガラではなくて、足でスープをとることにしているんだけど、
鶏の足でスープをとるのと、鶏のガラでスープをとるのとではなにがいちばんちがうかっていうと、
スープをとったあと、食べられるか食べられないかの差で、
まあ、これはけっこう大きいですよね。足、見た目わるいけど、食べるとすごくおいしいし。
なので、スープをとったあとの足を別の鍋に移して、
生姜、にんにく、鷹の爪、醤油、お酒、紹興酒、お水、まえのチャーシューの煮汁で炊く。



保存食です。たぶんふつうに2週間くらいはもつと思う。
お正月の準備もだいたいできたし、
これで、今年最後の更新になるかと思いきや、
今日の晩にアーセナルの試合あるので、たぶん明日も更新します。
「年末年始のプレミア・リーグの選手は、年末年始の吉本興業の芸人くらい忙しい」
これ、直樹君の名言です。