『法と秩序』

フレデリック・ワイズマン映画祭なんだけど、
今日、思いのほか早く映画館に着いてしまったので、
とりあえずチケットだけ買って、本屋さんでも探そうと、
映画館のあたりをうろうろしてたんだけど、
いや、忘れてたよ。あのへん松島新地だ。
おいで。ちょっと、お兄さん、こっちおいでって、いっぱい言われた。
これは本格的にボスと遊んでる場合では、
いや、今週末はボスと遊びます。

で、ワイズマン。

ミズーリ州カンザス・シティの、最も犯罪率の高いアドミラル・プールヴァール管轄区にある警察の様々な活動を追っている。売春の摘発、犯罪を繰り返す未成年犯罪者や拳銃を所持する窃盗犯の逮捕など緊迫した状況を追う一方で、老女のバッグ探しや迷子の保護、養育権をめぐる夫婦のいさかいの仲裁など、市民生活のあらゆる側面に関わる警察の活動をとらえている。


「L.A.の警察はもっと良いらしいぜ。公正だし、ひいきもない」
「良い警官がまっとうに評価されて出世する?」
「まあな」
「良い警官なんていないよ」
「ああ」


という、警官同士の会話のシーンに、この映画が集約されてます。