『エッセネ派』

フレデリック・ワイズマン映画祭なので。

ベネディクト会エッセネ派の僧院の日常を追う。1967年以来、病院、高校、警察、軍隊といった組織からアメリカ社会をみてきたワイズマンが宗教組織にカメラを向ける。個人の要求と組織としての論理の対立、信仰の問題など、日々の生活の中で修道士たちが対処しなければならない数々の問題が浮かび上がる。規則、労働、信仰、価値、愛、そして祈り、修道士たちが直面する問題は、組織というものが抱え込まざるをえない共通の問題であることがみえてくる。〈日本初公開〉


これはかなり素晴らしかったです。
まず、構図がどれもこれもたまらんくらい美しい。
これ、ほんとにドキュメンタリだよね?って思うくらい。
あと、修道院長の説教がこの映画のラストにあるんだけど、
その説教のシーンの演出(なんてもちろんしてないだろうけど)が完璧です。
ちょっとゾクッとしました。あの効果を狙ってやったんだとしたら、修道院長やりよりますね。


それにしても、2本連続で映画観たので疲れたよ。