『カリギュラ』 アルベール・カミュ

新訳が出たというので(ずいぶんまえだけど)

アルベール・カミュ (1) カリギュラ (ハヤカワ演劇文庫 18)

アルベール・カミュ (1) カリギュラ (ハヤカワ演劇文庫 18)

カリギュラ――この世界は、いまあるがままの姿では我慢ならぬものだ。
だから、おれは月が必要だった。
幸福といっても良い。いや、不死身の生命か。
それはおそらく気狂いじみたものにちがいないが、
しかし、この世のものでないなにものかなのだ。


っていうか、昨日梅田のジュンク堂にも行ったんだけど、
ながらく発売未定だった、キルケゴールさんの『あれか-これか』のなかの最終巻、
『美と倫理』がひっそりと発売になってるんですね。

美と倫理

美と倫理


いやぁ、でもなぁ、『あれか-これか』は『誘惑者の日記』以外は、
まったくおもしろくないからなぁ。

誘惑者の日記

誘惑者の日記