『バースデイ・ガール』

というわけで、昨日の夜に観たのはこれ。

バースデイ・ガール [DVD]

バースデイ・ガール [DVD]

ジョン・バッキンガムは勤続10年の生真面目な銀行員。
独身の彼はある日、人生を変えようと一大決心し、
インターネットで“ロシアから愛をこめて”という、花嫁を紹介しているホームページへアクセス。
そしてメール・オーダーしたジョンのもとに、早速ロシアからナディアと名乗る女性がやって来た。
しかし、彼女はカタログで保証されているはずの英語が全く話せない。
それでも、ジョンはベッドでの彼女の魅力に取り憑かれ、愛に満ちた生活を営むことに。
だがそれも束の間、ナディアの誕生日の日、突然ロシアから2人の男が彼女を追ってやって来た…。


パッケージとかあらすじからどうせくだらないサスペンスだろうなぁと思ってたんですけど、
序盤はコメディ、中盤からはなんかわからんけどロード・ムーヴィー。
で、最後もコメディ。そんな映画。思いのほかおもしろかったです。
「ロシアからの2人の男」がフランス人(マチュー・カソヴィッツヴァンサン・カッセル)な時点で、
コメディですよね。どう考えても。
おもちゃのピストルとか「きみ、キリン?」っていうセリフの使いかたもセンス良いですし、
ニコール・キッドマンとフランス人ふたりが無駄に流暢にロシア語をしゃべるっていう、
そういう無駄なところにエネルギーをつかってる映画は僕はけっこう好きです。