『パニックの手』 ジョナサン・キャロル

パニックの手 (創元推理文庫)

パニックの手 (創元推理文庫)

はじめて読んだ『死者の書 (創元推理文庫)』もおもしろかったけど、
やっぱりこの人の小説はおもしろいわと再認識した次第。
シオドア・スタージョンさん的小説が好きな人なら、
この人の小説はいけるかもしれないね。いや、物語の着地点はぜんぜんちがうけど。
収録作品のなかでは、とても細やかで精緻とも言える「細部の悲しさ」が、
僕の好みかなー。