『セント・メリーのリボン』 稲見一良

で、『セント・メリーのリボン (光文社文庫)』を読みおわり。

セント・メリーのリボン (光文社文庫)

セント・メリーのリボン (光文社文庫)


んー。

限りなく優しい誇り高い男たちの人間模様を、
無駄のない文体とハードボイルド・タッチで描いた、感動を呼ぶ珠玉の作品集


というのには、たしかにまちがいないと思うけれども、
必要なところまでも削ぎ落としてしまってるかと思えば、
(無駄のない文体を目指すなら)これ。絶対にいらんやんってところもあったりして、ちょっと雑な感じ。
っていうか、ここ最近お昼ご飯のあとに毎日プリンを食べてて、
最近ではお店に入るやいなや「今日の新商品はこれですね。これにしますか?」とかって、
コンビニの店員さんに言われてるような僕にハードボイルドはあわねー。