『サートリス』 ウィリアム・フォークナー

あー、やっと読みおわったよ。ウィリアム・フォークナーさんの『サートリス』

サートリス

サートリス

うん。一言でいうと、これぞロスト・ジェネレイションっていう小説でしたね。
フォークナーさんの3作目の作品、ヨクナパトーファ・サーガの第1作目ということもあってか、
時間軸が歪んでたり意識の流れを用いたりと構成に凝ってたりもしない、非常にまっとうな小説です。
かといって、けっして読みやすいわけではないっていうのがフォークナーさんらしいよね。
いろいろと過剰なんだけど、そこがまたおもしろい。読むのにものっそい時間かかったけど。